カタクリは、ユリ科カタクリ属に属する多年草で、地下にある茎がクリの片割れに似ていることから
「片栗」の意味で名づけられたといわれています。

 名前から片栗粉を想像する方も多いと思いますが、かつてはカタクリの球根を原料に作られていました。現在は、大量生産が可能なジャガイモのデンプン由来のものが流通していますが、原料が変わった今も、片栗粉という名前で売られています。